外儀のすがたはひとごとに 賢善精進現ぜしむ

 貧瞋邪偽多きゆえ 奸詐百端身にみてり

(訳)

人間は外から見れば、賢くて、善人のような、怠ることを知らない努力家のような姿をしているけれども、一度心の内をのぞいてみると貪り、怒り、邪まな心、つくり飾りの心が多く、悪知恵とごまかしの心がこの身にみちみちている。

 

このように親鸞聖人は嘆いておられます。

 

私たち人間は、身体を鍛えれば目に見えてわかりますが、内面というのは視ることができません。「煩悩具足の凡夫」それが私たち人間です。